運用報告書(2018年6月末日)


2018年6月末時点の資産運用の状況を公開します。

運用状況

資産概況

6月は米中貿易摩擦が激化し、報復関税の応酬が懸念されたもの、相場環境としては良好で、日経平均株価は前月比で+0.46%、米ドル/円の為替は+1.67%の円安、S&P500も+0.48%となりました。一方で私の保有資産は小型株および新興国株式が多いために下落幅が大きく、運用資産額は前月比-1.93%と減少、年初来成績もマイナス圏に突入しました。

時期 運用資産(円) 基準価額(円) 前月比 年初来 口数(口) 低リスク資産比率
2018年6月末 13,882,852 18,462 -1.93% -0.87% 7,519,820 17.0%
2018年5月末 14,155,648 18,824 +2.04% +1.08% 7,519,820 25.1%

相場環境

時期 日経平均株価 日経平均株価
月間騰落率
米ドル/円 米ドル/円
月間騰落率
S&P500 S&P500
月間騰落率
2018年6月末 22,304.51 0.46% 110.63 1.67% 2,718.37 0.48%
2018年5月末 22,201.82 -1.18% 108.81 -0.48% 2,705.27 2.16%

売買銘柄

株式個別銘柄部門

5月から6月にかけて好決算が発表された銘柄を中心に購入しましたが、結果的にこれらの購入は運用成績の下落に繋がってしまいました。

市場 コード 銘柄 売買区分 備考
東証1部 3836 アバント 新規購入 安定成長BtoBビジネス銘柄として打診買い
東証2部 4642 オリジナル設計 追加購入 少し安くなったために思わず買い戻し
東証1部 9414 日本BS放送 新規購入 利益率良く、ビジネスの拡大傾向があるため購入
東証JQS 2435 シダー 部分売却 直近の経常利益の失速傾向から売却
東証JQS 6433 ヒーハイスト精工(株) 売却 2018年3月期の直近利益が大幅失速を受けて遅すぎる損切
東証2部 4642 オリジナル設計(株) 部分売却 受注の減少傾向があるため、主力株としてはやや不安に思い、部分売却
東証JQS 7643 (株)ダイイチ 売却 直近利益の縮小傾向が不安になったために売却
東証1部 3756 (株)豆蔵ホールディングス 売却 直近の実績は良いが業績予想は良くは無く、成長性も他のIT銘柄に比べれば見劣りするために売却
東証2部 3825 (株)リミックスポイント 新規購入 業績の浮き沈み激しいが、ポートフォリオにはこういう銘柄も少しあって良いと考えて購入
東証JQS 3974 (株)ティビィシィ・スキヤツト 新規購入 2018年10月期の2Qは上方修正で着地。チャートも下げ止まっているため
東証2部 9857 英和(株) 売却 割安だが利益率や長期的な成長性が低いため
東証JQS 6164 (株)太陽工機 新規購入 2018年12月期の1Qの売上・利益の伸びが良く、受注も好調で業績拡大が期待できるため
東証2部 4998 フマキラー(株) 新規購入 長期的な業績拡大傾向あり、直近でも外来種の害虫駆除のための需要が期待できるため
東証1部 4022 ラサ工業(株) 新規購入 経常利益実績の伸びと、依然として良好な業績予想に注目して購入
東証1部 9475 (株)昭文社 買埋 逆日歩負担軽減のため買埋
東証2部 2163 (株)アルトナー 追加購入 人材関連銘柄としては直近の業績が好調なので、追加購入
東証1部 6773 パイオニア(株) 買埋 株価が下落したため、指値約定。

投資信託部門

特に売買を行っていません。

管理部門

システム関連

今月はExcelおよびExcel VBA、ユーザーフォームによる、下図のような銘柄の管理・サマリー作成ツールを作成しました。高い精度で株を売買し利益を得る事がツール作成の目的でしたが、ツールの作成そのものが自己目的化して、思いの他大きなシステムになりました。

やまねメディカル(2144.jp)上場廃止基準に係る猶予期間入による狼狽売りが止まらず


やまねメディカル(2144.jp)は、2018年6月26日に「上場廃止基準に係る猶予期間」に入った事についてのプレスリリースを発表しましたが、それ以降狼狽売りが止まらず、6月29日の株価も前日比−4.36%と大きく売られました。

株価チャート

下図は、やまねメディカルの直近3ヶ月間の株価チャートです。

(株)やまねメディカル Yahoo!ファイナンス 2018/6/29

材料

強気な予想と株価高騰

2018年05月10日に、「平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」が発表され、この時点で「上場廃止基準に係る猶予期間」に入る事が確定しました。ただし株価は、次期強気の業績予想から高騰しました。更に、5月28日は2018年度~2020年度中期経営計画が発表され、強気な利益計画から株価高騰に拍車がかかりました。

売り材料と株価下落

その後、6月26日になって「上場廃止基準に係る猶予期間」に入った旨を伝えるプレスリリースが出ました。これにより、狼狽売りが出て、止まらなくなりました。

JASDAQは、5期連続して営業利益及び営業キャッシュ・フローがマイナスとなれば上場廃止です。この業績基準は、東証一部・二部には無い項目ですので、知名度は高くなかったようです。JASDAQ銘柄を売買するのは個人投資家も多いですから、無理もない事かも知れません。

参照:上場廃止基準 JPX

ハローズ(2742.jp)2019年2月期1Qを好調に通過


2018年6月28日引け後の15:00にハローズ(2742.jp)が2019年2月期の第1四半期決算短信を発表しました。

2019年2月期1Q

上方修正はありませんでしたが、経常利益が前期比で+11.4%となるなど、順調な決算通過となりました。

所見

今回の決算発表により、ハローズ株は買いやすくなりました。業績が十分好調(経常利益が前期比で+11.4%)ですし、そもそもディフェンシブ銘柄ですので、米中貿易摩擦の影響が相対的に少ないため、景気敏感株の代替にもなります。また、昨今でよく言われている人手不足による人件費高騰の影響も限定的だと分かりました。

通期の業績予想に対する1Qでの進捗の観点では、売上高・経常利益ともに25%に届いていないものの、例年ですと年末商戦含む4Q(12月〜2月)に若干の偏りがあるために気にする必要はないでしょう。この他、月次で既存店の売上高が前年比100%を割っている点は懸念材料ですが、それでも1Qで利益が出ている事から今後の失速に繋がる可能性は低いと解釈できます。

翌日の株価

決算発表の翌日のハローズの株価は、前日比プラスの2,700円で始まり、一時的に売りに押されたものの、最後は2,720円(前日比+29円 +1.08%)で終えました。好決算の割には、株価は高騰しませんでした。来週以降の株価上昇に期待したいところです。

画像出典:(株)ハローズ Yahoo!ファイナンス 2018/6/29

アルトナー(2163.jp)東証一部昇格


技術者の人材派遣会社であるアルトナー(2163.jp)の東証一部昇格が発表されました。

東証一部昇格

東証一部昇格のニュースは、2018年6月26日の引け後、16:00に発表されました。

株価の反応

翌日の株価

東証一部昇格のニュースが発表された翌日6月27日のアルトナーの株価は、1,193円(前日比+37円 +3.20%)となりました。市場変更にしては穏やかな上昇幅でした。

画像出典:(株)アルトナー Yahoo!ファイナンス 2018/6/27

一般的に東証一部昇格のニュースが入ると、TOPIXインデックスファンドを始めとした買い注文が殺到するために株価が急騰します。加えてアルトナーは業績が好調な割に株価が安いため、アクティブ投資家が買いやすい銘柄の1つでもあります。

このように、直近のニュースとファンダメンタルズを見る限りでは株価上昇に期待ができました。ただし下記のリンクの通り、アルトナーの東証一部昇格が秒読みである旨が、既に立会外分売実施の際に発表されていました。そのため昇格のニュースはサプライズ性に欠けたようです。

翌々日の株価

ところが、更にその翌日の6月28日に、株価は大きく動きました。下図のチャートの通り、場中に買い注文が集まり、終値は1,290円(前日比+97円 +8.13%)となりました。

画像出典:(株)アルトナー Yahoo!ファイナンス 2018/6/28

バフェットのポートフォリオ(2018年3月)


ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)の2018年3月時点のポートフォリオをメモしておきます。今回バフェットは、アップル(AAPL)を買い増し、銀行株・航空株の入れ替えを行いました。詳細・その他を後述します。

バフェットのポートフォリオ

バフェットのポートフォリオとその所見を以降に示します。画像は下記のリンクから取得しました。

以下の画像の出典:ウォーレン・バフェット(ibillionaire)

構成比率上位銘柄

業種別のポートフォリオ

所見

アップル(AAPL)の買い増しがありました。ポートフォリオ内での比率が21.27%とかなりの集中投資状態になっています。アップルの将来性にかなりの自信がある事がうかがえます。

銀行株については、ユー・エス・バンコープ(USB)、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)を増加させ、逆にウェルズ・ファーゴ(WFC)を売却しました。なお、依然として金融関係銘柄は、バフェットのポートフォリオの大部分(半分近く)を占める状態が続いています。

航空株では、デルタ航空(DAL)を購入し、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL)を売却しました。

その他の購入銘柄には、バイオテクノロジー企業のモンサント(MON)があります。売却銘柄には、大手エネルギー会社のフィリップス66(PSX)や、ケーブルテレビ事業者のチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)があります。また、前回(2017年12月)まではわずかに保有していたIBM株は綺麗サッパリ売り払っています。