楽天証券のNISA口座:2017年も国内株式の売買手数料は無料

楽天証券のNISA口座での、国内株式売買手数料は、今年2017年も昨年に引き続き無料でした。私も2017年に入ってから実際にNISA口座で取引し、無料である事を確認しました。

楽天証券:国内株式NISA口座手数料無料

画像:NISA(ニーサ):少額投資非課税制度>手数料楽天証券

ちなみに、海外ETF(米国ETF・中国ETF・シンガポールETF)の買付手数料も全額キャッシュバックされ、事実上無料です。

NISAキャンペーン、目立たない・・・

NISA制度は2014年から始まりました。その当初と比べ、さすがに今はキャンペーン制度が前面には打ち出されておらず、目立ちませんね。

ロボアドバイザーとは何か?利用時には何に留意すれば良いか?

ロボアドバイザーは、オンラインの資産運用助言サービスです。助言をするのは人間のフィナンシャルプランナーではなくソフトウェアのため、投資家は「低コスト」で助言を受けられます。ただし、自動運用・アドバイスによる投資成果は高が知れています。投資家は、ロボアドのアドバイスを話半分に聞かなければなりません。

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーは、オンラインの資産運用助言サービスです。ロボアドと略される事もあります。

ロボアドバイザーでは、事前に仕組まれたアルゴリズムをベースに、ソフトウェアが助言を行います。伝統的な人間のフィナンシャルプランナー(FP)による助言とは異なり、ソフトウェアが相手ですので、多くの場合低コストで投資家は助言を得る事が出来ます。ロボアドは特に、オンラインに慣れ親しんだ若い世代を惹きつけています。

ロボアドは、ポートフォリオの運用アドバイスを得意としています。一方であまりに個人的な内容、例えば税金や退職の事、土地の運用には多くは関与しません。

留意すべき点

ロボアドバイザーを利用する場合に、気に留めておくべき点をまとめます。

人はロボットを信じ過ぎる

人はロボットを過信する傾向があるようです。特に緊急時はロボットを信じすぎてしまう事が報告されています。

人間は緊急時にロボットを信じすぎる傾向がある?(スラド)

現実的には、暴落相場でロボットが大丈夫と言ったとしても、駄目な事が多いはずです。暴落は珍しい現象であるため、類似する過去データが少なく、ロボットは正しい分析も統計も持っていないからです。

ロボアドは投資家の利益を考えているわけではない

ロボアドは投資家の利益を考えているわけではない事も、投資家にとって重要なポイントです。

例えば証券会社が運用するロボアドが考えるのは、当然ですが証券会社の利益です。そのため、一般的なロボアドは、証券会社が多くのリターンを得られ、逆に投資家のリターンが少なくなる高コストな投資信託をポートフォリオに組み入れる事を勧めます。たとえ良心的なロボアドでもオープン型インデックスファンドを進めて、信託報酬を取ろうとします。

投資家は話半分にロボアドのアドバイスを聞かなければなりません。

ロボアドは新しい技術ではないし、信頼に値するものでもない

ロボアドバイザーは比較的新しい言葉ですが、アルゴリズムによる応答システムは決して新しい技術ではありません。例えばブラックマンデー(1987年)の時には既に、コンピューターによる自動処理が行われています。

そして多くの自動化技術による資産運用は、市場の肥やしになっていった歴史を忘れてはいけません。

実は最適なポートフォリオの形は、プロ・専門家の間でも意見が分かれるものです。統計学的に、株式はリターンの程度と比べリスク(値動き)の程度が大きいために、正しい分析は本質的に困難です。同様に、ロボアドによるポートフォリオのアドバイスも、同じインプットに対して、ロボアド毎に大きく異なるアウトプットをするでしょう。

ロボアドのアドバイスは信頼に値するものにはならないのです。

外貨て金融商品を購入する際に意識すべき「為替手数料」の程度はどれくらいか?

外貨建ての金融商品を購入する際、外貨の換金時に証券会社に支払う手数料為替手数料です。

為替手数料は通貨によって異なりますし、証券会社によっても異なる事があります。資産運用の成績が手数料負けしないように、為替手数料の水準を知っておく事は大切です。

為替手数料

下図は、片道の為替手数料の通貨別一覧です。私が利用している楽天証券とSBI証券の手数料をまとめました。

C列・D列がそれぞれの証券会社での為替手数料です。E列は2016年11月23日18時現在の為替レートです。この値を使い、F列・G列に手数料の比率を記載しています。

foreign-exchange-fees20161123

手数料は、下記のページを参考にしました。

SBI証券 楽天証券① 楽天証券② 楽天証券③

所感

為替手数料が異なる通貨がある

楽天証券とSBI証券とで、為替手数料が異なる通貨があります。

ユーロ・オーストラリアドル・ニュージーランドドル等、南アフリカランド、トルコリラは、楽天証券の方がSBI証券より手数料が小さくて済みます。反対にロシアルーブルはSBI証券の方が有利です。

他は2つの証券会社で手数料水準は揃っています。

新興国通貨の為替手数料が高い

新興国通貨の為替手数料は高めです。

上記の表は片道での手数料ですので、換金時に日本円へ戻す際もやはり手数料がかかります。あまりに高い場合は、株式・債券への直接投資を諦めて、投資信託を利用した投資へ切り替える事も検討の余地があります。

円高は手数料を割高にする

手数料体系が変わらなくとも、円高の進行があれば手数料が割高に変わります。

例えば1ドル200円なら手数料1円は0.5%ですが、1ドル100円へと円高になれば、手数料が1円のままだとしても1.0%の比率へ変わり、割高になります。

為替は動くものですので、換金時は為替手数料の程度を逐一計算した方が良いかも知れません。

PFM(資産管理)サービス

PFMサービスは資産管理サービスを意味します。米国や欧州で先行しているサービスです。PFMはPersonal Finance Managementの略語です。

どのようなサービスがあるか?

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初期の資産管理サービス

初期のPFMサービスとしては、銀行口座やクレジットカードのログイン情報を入力し、資産管理のアドバイスを受けられるサービスなどがありました。サービスの内容については、下記のページが詳しいです。

アメリカの支出・資産管理(PFM)サービスまとめ(Finance Startups) ※リンク切れ

これらのサービスは、日本ではほとんど馴染みがありません。日本人は迂闊に銀行口座のログイン情報を入力するのは抵抗がありますので、流行しなかったのは当然と言えます。

自動投資・貯蓄などのアクションを伴うサービス

日本でもサービスの実現可能性が高いにもかかわらず、米国・欧州から出遅れているようなPFMサービスもあります。

登録したクレジットカードで買物すると、例えば8.75 ドルであれば9ドルなど、自動で次の1ドルまで切り上げ端数の0.25ドルで自動的に投資信託を購入し、「知らない間にお金が貯まっている」という状況の実現を目指しています。

第4回 資産形成もサポートする個人金融資産管理(PFM)サービス(株式会社MRI三菱総合研究所)

例えば電気代が3,290円の時は、4,000円が引き落とされ、残りの710円がインデックス・ファンドに自動的に投資される銀行のサービスがあれば、是非とも利用したい所です。

日本の金融機関は企業努力をすべき

日本の大手銀行は、日本銀行マイナス金利政策によって利益が減る事に不満を垂れ流しています。ですが、そのようなヌルい事を言っている暇など本当にあるのでしょうか。

日本の金融機関も、世界のPFMサービスを見倣い、顧客サービスと企業利益向上のため、Fintechに関する改善・企業努力を進めるべきです。