より馬鹿理論

より馬鹿理論とは、「モノの値段が本質的価値によって決まるのではなく、マーケットの参加者の非合理的な信念や期待によって決まる」というものです。もっと高い値段で買う人がいるという信念があれば、高い値段で買う事は合理的です。たとえ馬鹿な値段(高値)で買ったとしても、後でもっと馬鹿な値段(更なる高値)で売れれば儲かるからです。

不動産投資においては、不動産の価格は必ず値上がりするという土地神話が成り立つと考えるならば、不動産を買う事は合理的です。株式投資や芸術作品への投資でも同様です。

バブル相場が発生するのは、「高値で買っても儲かる」と考える投資家が買付けを行うからです。ただし、バブルは崩壊するものです。もっと馬鹿な人に売ろうと考えて売り損なった投資家は、バブル崩壊時にババを引き、自分が一番馬鹿だと気付く事になります。

ちなみに資産運用において、馬鹿な値段での買付けでも合理的な値段での買付けでも「誰に売りつけて儲けるか?」の視点を持つ事は重要です。売る時の相場をイメージし、保有銘柄を点検するもの良いでしょう。

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