ライブドア・ショック(2006年)前後の日経平均株価チャート

2006年1月16日(月)、証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部がライブドア本社などに強制捜査を行いました。これをきっかけとし翌1月17日から始まった「株式市場の暴落」をライブドア・ショックと呼びます。

当時の日経平均株価チャートを作成しました。その画像とライブドア・ショックについて投稿します。

ライブドア・ショックとは?

ライブドア本社などの強制捜査をきっかけとした株式市場の暴落をライブドア・ショックと呼びます。

ライブドア関連株の下落から新興市場株の暴落

2006年1月16日(月)、証券取引法違反容疑で、東京地検特捜部がライブドア本社などに強制捜査を行いました。これは高値圏にあったライブドア関連株に大量の売り注文が集まる材料となりました。

当時ライブドア株は株式分割により単元株が少額となっており、個人投資家が手を出しやすい株になっていました。そのため、多くの個人投資家が狼狽売り・換金売りをしました。これらの売りはライブドア関連株にとどまらず、多くの新興市場株に波及しました。

マネックス・ショック

マネックス証券がライブドアおよびライブドアの子会社の株式の信用担保能力の評価をゼロとすると発表しました。2006年1月17日(火)の後場での出来事です。

その結果、換金売りが加速するとの思惑や、他の証券会社が追随する可能性から、売り注文が殺到しました。

システム不安から国内株式全般の下落へ

また、大量に売買されたライブドア株は、東京証券取引所のシステムの負担を急激に増やしました。これは証券市場の健全性やシステム面での不安材料となりました。その結果、多くの銘柄の売りを誘う事になり、マザーズ指数のみならず、日経平均株価暴落しました。

このように、ライブドア・ショックでは多くの銘柄で株価が下落しました。

参考:ライブドア・ショック(wikipedia)

日経平均株価チャート

下図は、ライブドア・ショック前後の日経平均株価チャートです。

livedoor-shock2006_n225

元データは株価データ倉庫から取得しています。

ライブドア強制捜査翌日

ライブドア強制捜査翌日の1月17日(火)は、ライブドアに関係した狼狽売りや思惑売り、信用手仕舞い売りが東証1部銘柄にまで波及した形になりました。

前場はある程度の落ち着きがありましたが、後場にマネックス証券がライブドアおよびライブドアの子会社の株式の信用担保能力の評価をゼロとすると発表した結果、多くの銘柄が売られました。(マネックス・ショック)

この日、日経平均株価は、462.08円安(-2.84%)と大きく下げて引けました。

翌々日

売りは1月18日(水)も続きました。売買が膨らんだため、東京証券取引所の処理能力の限界に近付き、この日、一時的に全銘柄の取引を停止する措置がとられています。

これらのシステム不安は、更なる売り注文を招きました。この日、日経平均株価は安値15,059.51円を付けています。ライブドア強制捜査前の1月16日終値と比べ、-1,208.52円安い水準にまで売り込まれた形になります。

その後、日経平均株価はやや落ち着きを取り戻し、15,341.17円で引けました。前日比で464.78円安(-2.94%)です。

その後

日経平均株価は1月27日に、ライブドア・ショック前の水準を回復しました。この時期は、いざなみ景気の景気拡大期であり、株価は上昇基調でした。ライブドア・ショックは、株を買うのに良い押し目となったわけです。

一方で新興市場の株は、ベンチャー企業に対する投資家の期待が小さくなったため、ライブドア・ショック後も長期的に下落を続けました。

そしてマザーズ指数は、リーマン・ショックが起こった2008年の10月10日に、ライブドア・ショック前の10分の1以下の水準である269.41円を付けるまで下落を続けました。

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