機械関連の経済指標(国内)


機械関連の経済指標を、日本国内の指標に限定してまとめます。景気敏感な機械関連株の株価は、各種経済指標の動向から大きな影響を受ける事がありますので、短期売買を行う投資家にとって、これらの指標の確認は重要です。

機械受注統計

機械受注統計は内閣府が毎月発表する指標です。機械等製造業者の受注する設備用機械類の受注状況が調査・集計され、発表されます。機械の受注が増えるという事は、「製品が売れる」と予想し製品作成のための機械を発注した企業が増えた事を意味します。つまり機械受注統計は景気の先行指標です。

内閣府の機械受注統計では、受注総額の他、その内訳をみる事ができます。民需・官公需・外需といった分類での内訳や、発電機・電子計算機等・通信機・電子応用装置・電気計測器等の詳細カテゴリーでの受注状況が公開されています。

貿易統計

貿易統計は財務省が毎月発表する指標です。輸出と輸入が分かる指標ですが、主要商品別輸出の表を確認すれば、機械の輸出状況が分かります。

過去の報道発表資料 財務省貿易統計

工作機械受注統計

工作機械受注統計は日本工作機械工業会が毎月発表する指標です。受注速報では受注の総額などのざっくりとした動向しか分かりませんが、後に発表される受注確報では各種別の機械の受注動向が分かるようになります。

工作機械統計 日本工作機械工業会

製造装置販売高速報

製造装置販売高速報は日本半導体製造装置協会が毎月発表する指標です。半導体製造装置とFPD製造装置の販売高をそれぞれ確認できます。ここでFPDはフラットパネルディスプレイの略で、薄型の映像表示装置を意味します。更に詳細が分かる有料データも提供されています。

統計資料 日本半導体製造装置協会

TOWA(6315.jp)上方修正も期待に届かず暴落、はフェイントで暴騰(前日比+16.28%)


2017年11月8日のTOWA(6315.jp)株は暴騰し、前日比+16.28%の2,335円で引けました。通期予想の上方修正をしたものの、それが期待に届かず暴落し、結局買われて暴騰するという忙しい値動きになりました。

通期予想の上方修正

TOWAは暴騰の前々日である11月6日に、2Q決算の発表時に通期予想を微妙に上方へと修正しました。経常利益は以前発表の予想と比べて8.9%増としました。大幅な上方修正が相次ぐ機械銘柄としては控えめな修正でした。

株価推移(チャート)

上記業績予想は市場の期待に届かず、翌11月7日の株価は8.08%安の1,853円まで売り込まれました。このように業績の上方修正をしたものの株価が下落するパターンは、期待過剰になっている最近の機械銘柄では多くあります。ところがTOWAは後場に入り買い注文が増えて2,008円まで戻して引けました。そして翌日の11月8日は前日後場の勢いをそのままに暴騰、結局前日比+16.28%の2,335円となりました。

TOWA(株) Yahoo!ファイナンス 2017/11/08