タツタ電線(5809.jp)は2017年10月25日に、平成30年3月期第2四半期決算短信を発表すると同時に、通期業績の上方修正と増配を発表しました。いずれも良いニュースでしたが、投資家は更に良い値を期待していたため、翌日から株価は、売りに押されて下落を始めました。
通期業績予想
業績の上方修正
出典:業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ 1ページ目 タツタ電線 2017年10月25日
経常利益は前回発表時から11.4%増の4,800百万円の予想に上方修正しました。
増配
出典:業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ 2ページ目 タツタ電線 2017年10月25日
期末配当予想を1円増の8円00銭に修正し、増配としました。
株価
上方修正も増配も本来は良いニュースですが、株価は下落傾向となりました。
下図はYahoo!ファイナンスから取得したタツタ電線のチャートです。2Q決算発表前の10月25日(水)までは期待感から買われていましたが、翌26日(木)からは下落基調となりました。10月25日(水)に822円で引けたタツタ電線の株価は、10月26日(木)は813円(前日比-1.09%)、10月27日(金)は802円(前日比-1.35%)と続落をしました。
画像出典:タツタ電線(株) Yahoo!ファイナンス 2017年10月27日