イラク戦争(2003年)開戦前後のダウ平均株価チャート

イラク戦争は、アメリカ合衆国が主体のイラクへの侵攻で、2003年3月20日に開戦しました。下図はその前後のダウ平均株価チャートです。


2000年のドットコムバブル(インターネットバブル)崩壊の影響で下落基調であったダウ平均株価は、イラク戦争開戦後に回復を始めます。米国は世界で最も軍事産業が盛んですので、侵略戦争は経済活動を活発にするのです。(迷惑な国ですね。)

その後、加熱した投資マネーは住宅価格を上昇させ、サブプライム危機の原因として知られる米不動産バブル(2006年中盤頃ピーク)を形成して行く事になります。

イラク戦争(2003年)開戦時の日経平均株価チャート

イラク戦争開戦時の日経平均株価チャートを作成しました。

イラク戦争は、アメリカ合衆国が主体のイラクへの侵攻で、2003年3月20日に開戦しました。下図はその前後の日経平均株価チャートです。

iraq-war2003-n225

かつて2000年のインターネットバブルの時期に、日経平均株価は2万円台に乗っていましたが、イラク戦争開戦前はバブルは崩壊後暫く経っており、日経平均株価は8,000円を割る状態でした。イラク戦争開戦前は、戦争が始まれば米国経済へ悪影響があるとの考えから、株は更なる売りを浴びていました。

開戦後は一旦、材料出尽くしの買いが入っています。結果的に、開戦直前が株価が低い状態となりました。

その後、ソニーショックでの株価下落を経て、日経平均株価上昇基調に入る事になりました。

ソニーショック(2003年) ソニーの決算発表の日経平均株価への波及

ソニーショック(2003年) ソニーの決算発表の日経平均株価への波及

ソニーの決算発表を受けた株式市場の動揺をソニーショックと呼びます。

ソニーショックとは?

2003年4月24日にソニーの決算発表がありました。結果は、1-3月期の連結最終損益が大幅な赤字となったほか、来年3月の決算期には大幅に減益するとの見通しを示したものでした。

ソニーショック(時事用語のABC)

これにより、翌4月25日にソニーはストップ安となりました。また、パイオニアや松下電器産業などのハイテク株が連想売りを浴びました。

日経平均株価チャート

下図はソニーショック前後の日経平均株価チャートです。

sony-shock2003-n225

元データは株価データ倉庫から取得しました。

決算発表翌日

ソニー決算発表の翌日4月25日は、日経平均株価は場中に下げ、チャートは陰の寄付き坊主を形成しました。終値は前日比で155.07円安(1.97%安)の7,699.5円となりました。

バブル後の最安値(当時)

日経平均株価は下げ続け、翌営業日である4月28日には、日経平均株価は1982年以来の最安値(7603.76円)を記録しました。

買い注文優勢の相場へ

インターネットバブル崩壊後の下げ相場は、4月28日の最安値をもって終焉を迎えた事になりました。その後、悪材料出尽くしと考えた投資家から買い注文が入り、日経平均株価は回復局面に入りました。