チャイナショック(2015年8月)前後の米ドル/円為替チャート 急激な円高進行とは?


2015年8月に、チャイナショックと呼ばれる中国を震源とした世界同時株安がありました。有事の円買いに加え、仕掛け的な円買いの動きにより、急激な円高が進行しました。

下図は、チャイナショック前後の米ドル/円為替チャートです。

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元データは株価データ倉庫から取得しました。

2015年8月24日は、122.014円から115.927円まで、6円以上の円高が進行しました。この急激な円高は、一部のFXトレーダーを破産に追い込みました。

チャイナショック(2015年8月)前後の日経平均株価チャート


2015年8月に、チャイナショック(中国ショック)と呼ばれる中国を震源とした世界同時株安がありました。その前後の日経平均株価チャートを投稿します。

チャイナショック

人民元切り下げのショック

2015年8月11日に、中華人民銀行が人民元相場の20年ぶりの実質的な大幅切り下げ(元安へ誘導する措置)を行いました。

急激な為替変動に加え、元安に誘導せざるを得ない程の中国景気の悪化の懸念から、マーケットは混乱しました。

上海株の急落と世界同時株安

更に8月18日には上海株が急落し、この株安は世界へ連鎖しました。結局、「中国→欧州→米国→日本→中国」と世界を何周も回る世界同時株安へと発展しました。

当時の様子は下記のリンクの資料が詳しいです。

日経平均株価チャートを

下図はチャイナショック前後の日経平均株価チャートです。

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8月10日に20,808.69円で引けた日経平均株価でしたが、8月25日には終値17,806.7円を付けるに到りました。15日間で3,001.99円もの株安が進行したわけです。

その後も日経平均株価は20,800円台に戻る事なく、アベノミクスのバブル相場はこの2015年8月で終わりとなりました。

各種チャイナショック関連記事

この記事では、2015年8月のチャイナショック時の日経平均株価の推移をまとめました。その他のチャイナショック関連記事を以下にまとめます。

円高の進行

2015年8月のチャイナショックでは、株価の下落だけでなく、為替動向も注目に値します。為替は急激な円高・ドル安に振れました。

参考:別時期のチャイナショック

中国発の世界同時株安には、2007年2月、2015年6月、2015年8月、2016年1月等、いくつかの種類があります。

2016年1月のチャイナショック

2016年1月4日に上海株が急落し、その流れを受けた世界同時株安が連鎖・発生しました。この時は、新規に導入されたサーキットブレーカー制度が、投資家の不安を増長した側面があります。

2007年2月の上海ショック

上海株の急落を発端とする世界同時株安には、上海ショック(2007年)があります。

2007年2月27日に上海株式市場が前日比-8.84%の大暴落を起こしました。この暴落は世界同時株安を招きました。この株安は上海ショックと呼ばれています。

パリ同時多発テロ事件(2015年)前後の日経平均株価チャート


パリ同時多発テロ事件(パリどうじたはつテロじけん)は、2015年11月13日(日本時間14日)に起こりました。

その前後の日経平均株価チャートを投稿します。

パリ同時多発テロ事件

フランスのパリ市街と郊外のサン=ドニ地区の商業施設において、ISIL(イスラム国ないしIS)の戦闘員と見られる複数のジハーディストのグループによる銃撃および爆発が同時多発的に発生しました。

死者130名、負傷者300名以上になり、大きな規模のテロ事件となりました。

日経平均株価推移

チャート

下図はパリ同時爆破テロ事件前後の日経平均株価チャートです。

5営業日前の2015年11月6日から、25営業日後の2015年12月21日までの期間をプロットしています。

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左側の真ん中にポツンとある陽線が、2015年11月16日、テロ翌営業日のローソク足です。

翌営業日は低く始まるが陽線となる

翌営業日の2015年11月16日(月)の日経平均株価は、19,263.96円で始まりました。テロ事件前の終値比で、332.95円安(-1.70%)の水準です。

比較的大規模なテロ事件は、治安悪化を連想させるネガティブ・サプライズであるため、株価は下がる傾向にあります。

ところがその後、日経平均株価は上昇に転じます。高値は19,451.09円、終値は19,393.69円でした。この結果、チャートは陽線をつけました。

下げた分は翌々営業日には戻る

テロ事件の翌々営業日である2015年11月17日に、日経平均株価は19,630.63円で引け、テロ事件後の下げを取り戻しました。

余談:12月18日の上髭について

チャートの右側に目立つ上髭がありますが、これは日本銀行が18日の金融政策決定会合で、現状の大規模な金融緩和を補完する措置の導入を決めたと公表した事が原因です。

最初日銀の緩和が伝わり上昇しましたが、具体的な内容が明らかになるにつれて失望売りが膨らみ、株価は下落しました。その結果、この日の日経平均株価は、高値19,869.08円、安値18,982.25円となり、値幅(高値と安値の差)が886.83円に達する乱高下となりました。