国内債券インデックスファンドに投資妙味はありません。
低金利時代ですので、国内債券の利回りは小さくなります。それに対して、相対的にインデックスファンドの信託報酬は大きな値になっています。
例えばeMAXIS国内債券インデックスファンドの2015年12月30日発行の月報を見てみます。このファンドが保有する債券の最終利回りは下図の通り0.33%です。それに対して、ファンドの信託報酬は0.432%(税込)になっています。
※上記の表は月報から引用
このように、債券の利回りより信託報酬が大きければ、投資家のリターンはマイナスになると予想されます。ここまで極端でなく、仮にリターンがマイナス値でないとしても、インデックスファンドに支払う信託報酬は確実に投資家のリターンを引き下げます。
もしも国内債券アセットクラスを増やしたいのであれば、インデックスファンドではなく、個人向け国債を生で持つのが無難です。生債券の保有であれば、信託報酬の支払いは不要です。
勿論、短期売買・アクティブな売買をする投資家や、インデックスファンドが好きで信託報酬を喜んで支払おうとする投資家は、この限りではありません。
そうですよね。米国債も10年もので利回り2%です。
ユーロ圏はもっと低いと思います。
リバランスでも買わない方が良いですね。
こういうときは個人向け国債 キャッシュポジ ネット定期ですね。
> Tansney Gohnさん
ですね。
利回りが低水準の今は、投資信託以外の金融商品に注目したいです。
個人向け国債の長期金利*0.66は、2%の期待リターンで換算すると-0.68%も削られていますので、「生債券」とは言えません。
生債券は、利付国債の方ではないでしょうか。
元本保証の保険分削られているため、国内債券ファンドに比べてこの30年間でかなりの確率で負け続けています。負け続けというか圧倒的にリターンが劣ります。
> 匿名さん
>> 2%の期待リターンで換算すると・・・
非常識な想定です。現在は低金利です。
>> 元本保証の保険分削られているため、国内債券ファンドに比べてこの30年間でかなりの確率で負け続けています。
個人向け国債は2003年に初めて登場しました。30年間の歴史はありません。何を見たのか知りませんが、データもしくは分析が間違っています。