財務省は国の借金を減らすために、マイナス金利の新発債を発行すべき

日銀の政策を発端に国債価格が急騰し、金利が低下し、マイナス金利になっています。一方で、財務省の新発個人向け国債の利回りは0.05%となり、最低利率とはいえプラス圏になっています。

国債が買われ続けているため、この際マイナス金利の国債を発行しても良いのではないでしょうか。マイナス金利の国債は、国の借金を減らします。

個人向け国債の利回り

財務省が新発債として個人向け国債を発行・募集しています。2016年3月募集のものは下図の通り、変動10年・固定5年・固定3年ともに最低金利の0.05%となっています。これは一昔前では考えられない光景です。

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画像は、個人向け国債(財務省)から取得しました。財務省のサイトでは、これらの個人向け国債の詳しい条件等も確認できます。

なお、2016年3月2日の報道発表、個人向け国債の発行条件等によれば、入札や市場実勢利回りがマイナス金利状態であったために、最低利率の0.05%が採用されたと分かります。

 

マイナス金利の国債発行をすべき

この状況では財務省は最低利率を廃止し、マイナス金利の新発債を発行すべきです。

 

マイナス金利の国債発行は八方良し

マイナス金利の国債発行は、多くの人々にとって望ましい事です。

まず、国の財政の安定性へのメリットがあります。マイナス金利の国債が実現すれば、国の借金は時間の経過とともに減りますので、国の家計が健全になります。財政は危機的状況であり、このままではいつかは破綻します。そうならないように、マイナス金利の国債を発行し、借金を減らすべきです。

なお、財政が現時点で危機的であるという状況や、このままではどう破綻するかについての予想を、日本の財政破綻で何が起こるかに投稿しています。

更に、マイナス金利で既発債を買った投資家も、新発債と同様の条件であるため、不利にはなりません。そのため市場の公平性と安定性も保証されます。

勿論、実際に利金をマイナス値にするのは困難でしょう。現実的には、売出価格>償還金額としてマイナス金利を実現するのが良いと考えられます。

 

マイナス金利の国債のリスク

逆に、デメリットも少なからずあります。

マイナス金利国債を発行するデメリットとしては、通貨の希少性が増す事で円の価値が上がり、デフレと円高を招く危険が挙げられます。そしてこのデフレと円高は、経済活動に悪影響を与える事があります。

また、政府が安くお金が借りれるようになれば、無駄遣いを始める政治家が出てきます。国民は、無駄遣いを指摘し改善を要求する責任が出てきます。

このように、マイナス金利の国債発行には、いくつかのデメリットやリスクが有ります。とは言え、多くの人が日本国債券を欲しがっている現在の状況においては、財務省がマイナス金利の国債を発行する事で国の借金が減るメリットは大きく、これは十分検討に値するはずです。


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