円高推進派です 円安が良いという意見とそれに反対する意見4つ

円高・ドル安が話題になっています。確かに急激な円高は問題だと思いますが、私は原則として円高は悪くない事だと考えています。そして円安が良いという意見には賛同しにくいと考えています。

円安推進派が挙げる具体的な円高のデメリットと、それに反対する意見を述べます。

以下、円高のデメリット(と呼ばれているもの)を挙げ、それに反対していきます。

円高でインバウンド需要が無くなる

円安に起因する訪日外国人の爆買いで潤う企業は多くありました。円高が進行すると、インバウンド需要は少なくなります。

ですが、爆買いが無くなるのは大変結構な事です。

そもそも、例えば中国人の爆買いは不愉快です。気品も知恵も勤勉さも備えていない彼らが、一体何の対価として精緻な日本製品を手に入れているのでしょうか。

日本円で給与をもらう我々は、円安で爆買いされたいのか、それとも円高で爆買いしたいのか、考えるべきです。いいものを安く買えるに越したことはありません。

 

円高で輸出企業の利益が目減りする

円高は輸出企業の利益を目減りさせ、日本経済に悪影響します。

という意見がありますが、輸出企業の利益は考慮するに値しません。

事実として昨今の円安局面で、輸出企業の利益は増えました。そこで分かった事は、企業は円安で得た利益を蓄えるだけであり、国民には還元されません。円安による企業収益の向上が、企業の蓄えに向かってしまい、国を豊かにはしない仕組みを、企業の収益向上の割に、設備投資が増えない理由 および個別銘柄投資へ向けてに投稿しています。

また、円安で利益を増やすのは一部の企業であり、円高が望ましい国内企業も多くあります。円安で得をする企業にのみ焦点を当てるのは不平等です。確かに株価は、時価総額では輸出企業の比率が高く、円高が株安と景気悪化を演出します。

そのため、輸出企業に注目し過ぎてしまいます。ですが本来、上場する輸出企業のみに注目せず、内需企業を含む多くの企業を俯瞰すべきです。

 

円高で産業が空洞化する

円高で一部の企業は海外の生産拠点を重視するかも知れません。結果、比率的に国内の雇用は減る方向に向かいます。

ですが、これは日本発のグローバル企業が増える事を意味し、悪い事では無いと考えます。強い円で買収を行い、海外拠点を増やすのは結構な事です。

そもそも産業の空洞化の根本的な原因は、円高ではなく、技術力の問題です。国内の人々が仕事で高い付加価値を付けられなかったため、外国諸国の活動が目立っただけだと言えます。

 

円高で投資家の海外資産が目減りする

円高は、国際分散投資を行う投資家が保有する海外資産の時価を減らします。

ですが、投資家の含み損益は考慮するに値しません。投資は自己責任だからです。

統計を加味した常識的な分散投資をしている投資家であれば、日本円のキャッシュポジジョンは厚めになっているはずです。その場合、円高局面で海外資産のリバランス購入のチャンスが増えます。更に日本円で給与を受け取る投資家は、円高で実質的に昇給しているため、追加投資も容易です。

このように、実は円高は投資家にとっても望ましい現象です。


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