トヨタショック(2008年11月)前後のトヨタ自動車(7203.jp)株価チャート


2008年の金融危機(リーマン・ショック)の中、11月6日(木)にトヨタ自動車(7203.jp)が業績予想の下方修正を発表しました。その内容は、2009年3月期の営業利益の予想数値が1兆円減るというものでした。自動車は裾野が広い産業のため、トヨタ自動車の業績悪化は多くの会社の業績や雇用に影響が出る事が予想されました。そのため、多くの銘柄の株が連想売りを浴びる事になりました。この騒動は、トヨタショックと呼ばれています。

トヨタ自動車の株価チャート

トヨタショック前後のトヨタ自動車(7203.jp)の株価チャートを作成しました。

11月6日(木)に3,810円だったトヨタ自動車の株価は、翌日11月7日(金)に3,460円で引けました。前日比−9.18%という、比較的大きめの下落でした。また、翌日以降も下落トレンドが継続した事が、チャートから読み取れます。

発端となったプレスリリース

参考資料として、トヨタショックの発端となった「業績予想の修正のプレスリリース」のキャプチャを掲載します。リリースの全文はトヨタ自動車のIRサイトで閲覧可能です。1兆円の下方修正はなかなかお目にかかれない、貴重な資料です。

業績予想の修正に関するお知らせ トヨタ自動車(2008年11月6日)

コーナン商事(7516.jp)3Q 経常利益18.5%増も通期予想は下方修正有り


近畿圏にドミナント出店しているホームセンター大手であるコーナン商事(7516.jp)の3Qが公開されました。3Qの経常利益18.5%増ですが、当期純利益の予想は1,000百万円下方修正されました。

平成29年2月期第3四半期決算短信

下表は3Qまでの経営成績です。

引用:平成29年2月期第3四半期決算短信(コーナン商事)

要点

収益面、財務体質ともに改善傾向にあり、値入れ率も向上、経常利益18.5%増となりました。キャッシュフローも安定しています。

一方で3Qでは店舗閉鎖損失及び減損損失等特別損失1,063百万円の追加計上があり、この分だけ当期純利益の予想が下方修正されました。

2Qに比べ勢いがなく、下方修正も良いニュースではありませんので一時的に調整売りが入るかも知れません。とは言え他は悪くは無く、ファンダメンタルズ指標は依然として割安、出店増やし成長している株ですので大きく売るのにもデメリットが出る銘柄です。