投資信託の売り時はいつか?

投資信託を利用した資産運用において、その売り時はいつかを考えます。もちろん売り時は、投資家それぞれの運用方針次第と言えます。とはいえ、いくつかに分類されます。それらを列挙しておきます。

成績の予測値を利用する

リターン

その投資信託のリターンが低迷すると予測するのであれば、売り時です。売却を通して得た現金を、より有望な投資先に振り分ける方が良いです。

 

リスク

その投資信託のリスクが過大であると考えるのであれば、売り時です。一部(または全部)を売却をして、リスクを減らすのが良いです。

 

他の資産との相関

その投資信託が、ポートフォリオ全体のリスク・リターン特性を、悪い方向に導くと予測するのであれば、売り時です。

 

事前に決めた、値動きに関するルールを利用する

利確基準・損切り基準を利用する

事前に利益確定基準・損切り基準を決めていたのであれば、それを利用するのも一手です。

値上がりし、利確基準に達すれば、利益確定のために売ります。値下がりし、損切りルールにヒットすれば、損切りのために売ります。

 

リバランスをする

事前に目標アセット・アロケーションやポートフォリオを組んでいるのであれば、それと比較し、必要ならば売却をします。

ある金融商品が値上がりをした、もしくはその金融商品を除く部分が値下がりした、などの理由で、その金融商品の比率が目標と比べて、上方乖離しているのであれば、売りどきです。その商品を売り、他の商品を購入する「リバランス」を実施します。

 

指標を利用する

PER/PBR/分配利回り

PER/PBR等のファンダメンタルズ指標や、分配利回り等、その投資信託を特徴づけるパラメータをを確認します。もしもそれが、投資家自身の運用方針と比べて、満足のいかないものになっているのであれば、売り時です。

例えば低PER株を選好する投資家であれば、ポートフォリオのPERが高い投資信託を売り、低いものに乗り換えます。

 

信託報酬等のコスト

低コストを選好する投資家であれば、高コストの金融商品を売り、低コストのものに乗り換えるのも良いでしょう。

ただし乗り換えの際は、売買手数料や売買益に課される税金、更にその支払いにより失われる複利効果を考慮する必要があります。

 

その他

何か違うものになった

特にアクティブファンドは、内容が異なる金融商品に変わってしまう事があります。バランスファンドのアセット・アロケーションが変更されたり、運用者が無能な者に引き継がれてしまう事もあります。

もしも保有している投資信託が、保有したくないような金融商品へと変わった際は、売りどきです。より望ましい商品を選びます。

 

好みの問題

その金融商品が嫌いになったのであれば、売り時です。不正や不祥事が起き、金融商品が嫌いになったのであれば、売却を検討しても良いと考えます。

資産運用における選択基準には、多少は好みの問題が入っています。それは自然な事です。

 

 

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