正岡子規「歌よみに与ふる書」を読みました

正岡子規の「歌よみに与ふる書」を読みました。その概要と感想を投稿します。

概要

万葉集を賞賛し、古今集を否定した文章です。短歌・俳句のあり方に一石を投じ、文芸革新に影響を与えたとされています。

この文章は、「歌よみに与ふる書」から始まり、「再び歌よみに与ふる書」「三たび歌よみに与ふる書」と続き、「十たび歌よみに与ふる書」で一旦の完結をします。

 

罵詈雑言

内容は【貫之は下手な歌よみにて『古今集』はくだらぬ集に有之候。】といった、罵詈雑言が目立ちます。私はこの罵詈雑言のバリエーションの豊かさに驚かされました。当然反響も大きかったようで、その後、正岡子規は、この反響に対して「人々に答ふ」という返答をし、火に油を注いでいます。

日本のブロガーには「炎上商法」と呼ばれる技を駆使する方もいますが、その先駆けと言えるかも知れません。

 

和歌のありかたとは?

正岡子規の文章からは、和歌に対する強いこだわりが伝わってきます。罵詈雑言を浴びせるだけではなく、どのような表現が望ましいか?についての代替案の具体的な説明があります。この構成により、読者は和歌のあり方や楽しみ方についての、一定の視点が得られる構成になっています。

現在の状況に直せば、140文字の美学・・・といった位置づけに相当しそうです。

私は「万葉集」と「古今集」との違いもよく分かりませんし、そもそも詠みたい人が詠みたいように詠めば良いという身も蓋もない感想を持ちました。

 

感想まとめ

  • ブロガーとして、罵詈雑言のバリエーションが勉強になります。
  • 和歌を楽しむための視点が得られました。
  • 歌よみに 与ふる書を読み ふと思ふ 始めてみようか 罵詈雑言のブログ(字余り)

 

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