資産運用で「リターンの期待値」しか考慮しないのはダメ

資産運用においては、リターンの期待値だけでなく、勝率や、資産の成長性を加味した投資戦略が望ましいと考えます。

 

リターンの期待値のみ加味した投資の例

キャリーオーバーが発生し、リターンの期待値が投資額の100%を超えた「宝くじ」を考えます。この時、投資金額を増やせば増やすほど、リターンの期待値が大きくなります。

期待値のみにしか注目できない投資家は、この「宝くじ」に全財産を投資する事が合理的だと考えます。(それが期待値を一番大きくする方法だからです。)バカですね。

期待値のみに注目した投資戦略は、大抵が間違いです。

 

この「宝くじ」への全財産の投資は合理的ではない

もしも勝率や、資産の成長性(どれだけ増える事が多そうか・期待できそうか?)を加味する事ができれば、この宝くじに全財産を投資する事が、合理的ではないとすぐに分かります。「勝率の低さ」を考え、全財産投資が不利であると判断する事ができるからです。

このように、資産運用をする際は、期待値ばかりではなく、勝率や資産の期待成長率を考える事は大切です。期待しているリターンを答えられる投資家は多いと思いますが、「勝率」と、勝率を踏まえた「資産の期待成長率」を見積もっている投資家は少ない気がしています。

 

 

 


資産運用で「リターンの期待値」しか考慮しないのはダメ” への1件のコメント
  1. Tansney Gohn より:

    宝くじに全財産投入はまずいですね。
    外れたらパァですから馬券のようなものです。ゴールしたら結果が出ます。
    投信などのリスク資産へ全財産投入もまずいと思いますが、ゴールは自分で決められます。

    • Kapok より:

      > Tansney Gohnさん

      >> 宝くじに全財産投入はまずいですね。

      ですね。
      期待値だけでなく、勝率も考えたい所です。

      >> 投信などのリスク資産へ全財産投入もまずいと思いますが、ゴールは自分で決められます。

      有価証券への投資は、ゴールの時間を設定できるかどうかでも、分類することが出来そうですね。

  2. AKI より:

    はじめまして。

    勝率や資産の期待成長率を加味することは大事、というのは分かったんですが、インデックス投資にはどう落とし込んでいけばいいのでしょうか?

    インデックス投資の勝率とか聞いたことないので、どうやればいいのか想像できません。

    • Kapok より:

      > AKIさん

      こんにちは。

      投資で期待できるリターンの確率分布をお持ちであれば、ケリー基準を用いて成長性を計算して、合理的な(成長性が高い、またはリスク許容度と矛盾しない)ポートフォリオを作ります。

      それが面倒でしたら、とりあえず「リターンが同じ2つの投資先があれば、低リスクな方を選択する」のでも違いが出ると思います。

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