米ドル/円 月間騰落率分布

米ドル/円 月間騰落率分布

米ドル/円の過去の動向を、月間騰落率分布にしてみました。期間は1971年9月から2016年3月までの535ヶ月です。元データは株価データ倉庫から取得しています。

月間騰落率=その月の終値÷前月の終値 – 1 で定義しました。単位は%です。

DollarYenMonthly201503

横軸が月間騰落率です。右側が円安、左側が円高に相当します。

1ヶ月経てば為替が5%前後、動く事があります。その程度の為替変動であれば、珍しい事ではありません。為替変動に狼狽するのが苦手な投資家は、過去の為替動向を踏まえ、リスクの取り方を調整するのが良いでしょう。

ヒストグラムの左端には−15%という急激な円高を記録しています。これは1998年の10月に記録しました。当時アジア通貨危機により新興国通貨が下落し、金融危機の状態でした。LTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)の解体はリスクポジションの整理に繋がり、円キャリートレードを手仕舞う銀行やヘッジファンドが円の買い戻しを急ぎました。結果として1998年10月は、急激な円高が進行しました。

月間騰落率の平均値は0.15%の円高です。このように為替は原則として円高基調です。円高の様子が分かりやすいように、長期チャートを米ドル/円 為替相場の超長期チャート 長期的な円高トレンドとその原因に作成しています。日本円のような低金利通貨は、よく増える高金利通貨と比べ、通貨の希少性が増してきます。そのため価値が上がりやすく、通貨高を招きます。

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