「人工頭脳時代」を読みました

「人工頭脳時代」を読みました

書籍「人工頭脳時代」を読みました。電子計算機とその周辺事項についてまとめられている書籍で、第一刷は1963年(昭和38年)に発行されています。古い本ですが、だからこそ様々な事を知り、学べる一冊になっています。

概要

「人工頭脳時代」は電子計算機に関する書籍です。話題が豊富でさまざまな事に言及があります。計算機そのもの(装置の種類や仕組み)についての事、計算機の利用方法についての事、生活への影響、等が詳しく述べられています。

1963年に発行された古い本ですが、現在でも通用する考え方も多く見られます。

 

高度経済成長期の雰囲気を知る

書籍が発行された1963年は高度経済成長期にあたり、生活水準・文化が大きく変化した時期でもあります。この書籍はその時代の雰囲気を醸し出しています。

テクノロジーへの憧れや信奉、また合理性を重視した米国文化の取り込みの姿勢など、最近の日本ではほとんど見られない「時代の雰囲気、価値観」を知る事が出来ます。

 

コンピューターの歴史を知り、仕組みを知る

書籍を読めば、コンピューターの発展の歴史と、その仕組み(半導体の特性 回路の例 等)を学べます。コンピューターは多くの人にとって、ほとんどブラックボックスだと思われますが、コンピューターの発展の歴史から知る事を通して、中身に詳しくなれるはずです。

また、現代でも通じる仕組み(読み取り装置 演算/制御装置 記憶装置 書き出し装置 等の区分)と思想を知る事が出来ます。

※ちなみに、淘汰されたために今は無いが、興味深いモノ(テープの穴の並びを光源とフォト・トランジスタで読み取る入力装置 計算尺というアナログの計算機 等)も知ることが出来ます。

 

機械が人を豊かにする側面・人から仕事を奪う側面

機械の導入による変化や影響も見る事ができます。

例えば、切符の予約装置の導入前後の事が掲載されています。コンピューターが正確さと早さを活かし、利用者の利便性が向上した反面、そこで働いていた人々はいなくなっています。

技術の発展により、人の暮らしが便利になるメリットと、人がコンピューターに仕事を奪われたりする懸念については、書籍の多くの箇所に記述がありました。

技術の発展は現在も続いています。コンピューターに仕事を奪われないために、コンピューターが得意な「比較・検索・繰り返し」と人間がすべき「独創性・複雑な判断」について、考え意識する契機になりました。

 

リンク・参照

この記事は、下記のリンクの書籍を読んだ上で、作成・投稿しました。

 


1960年台の時代の雰囲気・出来事については、wikipediaに詳細が載っています。関連する記事へのリンクを記載します。

1960年台(wikipedia) 高度経済成長(wikipedia)

※リンク最終確認:2015/6/14

 

 

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